5月~6月にかけて、
看護部では、接遇研修を行っています。
(5回開催されるので、看護師は都合のつくときに参加をします。
全員参加です。)
今回は、研修の様子を紹介します。
まず、参加者が現場でよくある状況の寸劇を行います。
(ベッドに寝ているのは、患者さん役の職員です。)
上の写真がどんな状況かというと。
頭痛のため、救急車で病院へ運ばれてきた患者さん。
写真は、CT検査後、ストレッチャーで点滴ベッドへ運ばれているところです。
両手で、頭をおさえています。まだ、頭痛がします。
看護師は急いでストレッチャーを移動させているため、
何回も壁にストレッチャーをぶつけてしまいました。
急いでいるから、あやまりかたも、
「ごめんなさい!ごめんなさい」と早口。
寸劇のあと、グループで、自分が患者さんだったらどう思うか、
どんな対応をしてほしいと思うかということをふまえ、
何が問題だったのか、改善策を話し合いました。
この場合は、
「忙しさを優先し、患者さんのことをおろそかにしてしまったのではないか。」
「あやまり方が雑。患者さんの顔を見て、体に触れながら
『ごめんなさい。大丈夫でしたか?』と言ったほうがいいのでは。」
との意見がでました。
全部で5つの状況について、寸劇→話し合いを行いました。
忙しいからこそ、
このような研修で接遇について考え、
自分の仕事について見つめる時間をとることは必要ですね。