10月16日（土）オンラインで参加しました。７県の看護学生と職員合わせて、６０名（７グループ）で講演を聞いて、SGD交流しました。 岐阜は、4人の奨学生と看護師3人が参加しました。長久さんの講演では、妻がALSになっての話しを、患者さんの立場にたった側と、家族として日々の葛藤を聞くことができました。「何か困っていることはありませんか？」という言葉を発する事の難しさが、心に残りました。患者さんの方からはなかなか困っているけど何も言えず・・・。こちらから聞けば、責任も仕事も増えてしまいます。けれど患者さん個人をみてくれていると患者さん側は思い、「何かあれば言ってください」のような受け身ではなく、こちらから聞く姿勢が大切なんだと思いました。
そねともこさん（妻）著書の「ひめは今日も旅に出る」の中では、ALSと分かるまでの事や、2人の共通の趣味である旅行のこと、猫のこと、だんだんと不自由になっていく体のことが書かれています。同年代なので、もし自分が長く生きられないと知った時どうするのかは実際なってみないと想像する事も出来ず、ただただ毎日健康にすごせて、やりたいことができる毎日に感謝しなければと思いました。
